営業から事務職へ異動して感じたギャップ7つ|実際に働いて分かった違い

転職・異動

営業職から事務職への転職や異動を考えていると、

「実際に仕事はどのくらい違うのだろう」

と気になることがあると思います。

私自身、大学卒業後、派遣会社を経て営業職を12年ほど経験しました。

その後、30代後半で管理部門へ異動しました。

異動前は、営業と事務では仕事内容がかなり違うことは分かっていました。

それでも、実際に働き始めてみると、想像していた以上に違いを感じることがありました。

今回は、営業職から管理部門へ異動した私が、実際に働いて感じた「営業と事務職のギャップ」について紹介します。

1.仕事の進め方がかなり違う

営業時代は、自分で予定を組んで動くことが比較的多くありました。

お客様とのアポイントを調整し、訪問や商談を行い、その後の対応を進める。

もちろん会社のルールはありますが、自分で予定を組み立てて行動する場面も多くありました。

一方、管理部門では、決められた手順に沿って進める仕事が多くあります。

「自分のやり方」だけでは進められないこともあります。

最初は、この違いに戸惑いました。

2.成果の見え方が違う

営業では、売上や契約件数など、数字で成果が見えることがあります。

目標に対してどのくらい達成したのかも比較的分かりやすい仕事です。

一方、事務職では、成果が数字として見えにくい仕事もあります。

書類を正しく処理する。

問い合わせに対応する。

必要な手続きを期限までに終える。

こうした仕事は、何か大きな成果を出すというより、「問題なく進める」ことが重要です。

営業から移ったばかりの頃は、この違いが少し不思議でした。

しかし、実際に仕事を続けると、問題を起こさず会社を支えることにも大きな意味があると分かってきました。

3.急な問い合わせが入る

事務職は、一日中自分のペースで仕事ができると思っていました。

しかし、実際には社内から突然問い合わせが入ることがあります。

予定していた仕事をしている途中で、別の依頼が入る。

確認が必要なことが出てくる。

そうすると、予定を変更しなければなりません。

これは営業にもあることですが、相手が社外のお客様ではなく、社内のさまざまな人になる点が違いました。

そのため、事務職でも柔軟に対応する力が必要だと感じました。

4.人との関わり方が変わる

営業では、お客様との関係を築くことが重要でした。

管理部門へ異動してからは、社内の人との関係が中心になります。

仕事内容について質問を受けたり、必要な情報を確認したり、手続きについて説明したりします。

外部のお客様ではなく、同じ会社で働く人が相手になるため、営業とは違ったコミュニケーションが必要です。

ただ、営業時代に身につけた「相手の話を聞く」という力は、そのまま役立ちました。

5.専門知識が必要になる

営業時代も、自分が扱う商品やサービスについて勉強する必要がありました。

しかし、管理部門では、これまで知らなかった専門知識を覚える必要がありました。

私の場合、異動当初は経理業務も担当しました。

簿記2級を取得していたため、基本的な知識はありました。

それでも、実際の会計システムを触るのは初めてでした。

また、会社独自のルールや処理方法もあります。

資格の勉強と実務は違う。

これは実際に仕事をして強く感じたことです。

6.「分からないことが分からない」という感覚があった

営業から管理部門へ異動して、一番苦労したことの一つです。

未経験の仕事なので、当然分からないことがあります。

ただ、本当に困ったのは、「何が分からないのか自分でも分からない」という状態でした。

知らない仕事について質問しようとしても、どこから聞けばいいのか分かりません。

一つ教えてもらうと、今度は別の疑問が出てきます。

そのため、最初の頃は一つひとつメモを取りながら覚えていきました。

仕事を経験するうちに、少しずつ全体像が見えてきました。

7.営業時代の経験が意外と使える

ここまでギャップを書いてきましたが、すべてがゼロからだったわけではありません。

むしろ、営業時代の経験が役立つ場面もありました。

人の話を聞く。

相手に分かりやすく説明する。

期限を意識する。

優先順位を考える。

必要なときに報告・相談する。

こうした力は、営業でも事務でも必要です。

仕事内容が変わったことで、「これまでの経験は意味がなかった」と感じることはありませんでした。

営業と事務、どちらが楽という話ではない

営業から事務へ移る前は、

「事務職の方が落ち着いて働けるのではないか」

と考えていた部分もありました。

しかし、実際に経験してみると、単純にどちらが楽とは言えません。

営業には営業の大変さがあります。

事務には事務の大変さがあります。

営業は顧客対応や数字へのプレッシャーがあります。

事務は細かな確認や期限管理、社内からの問い合わせなどがあります。

仕事の種類が違うだけで、それぞれに大変な部分があります。

だからこそ、転職や異動を考えるときは、「今の仕事より楽そう」という理由だけで決めない方がいいと思います。

まとめ

営業から事務職へ異動して感じた主なギャップは、

  • 仕事の進め方が違う
  • 成果の見え方が違う
  • 急な問い合わせが入る
  • 人との関わり方が変わる
  • 専門知識が必要になる
  • 最初は「分からないことが分からない」
  • それでも営業経験が活かせる

というものでした。

実際に働いてみると、異動前には分からなかったことがたくさんありました。

一方で、「営業と事務はまったく別の仕事」というわけでもありませんでした。

仕事内容は違っても、コミュニケーションやスケジュール管理など、共通する部分はあります。

営業から事務へのキャリアチェンジを考えているなら、仕事の違いを知ったうえで、自分がどんな働き方をしたいのかを考えてみるとよいと思います。

私自身、30代後半での異動だったため、最初は不安もありました。

それでも、実際に経験してみたことで、これまで知らなかった仕事を知ることができました。

新しい仕事に挑戦すると、最初は戸惑うことがあります。

それでも、これまでの経験を活かしながら、一つずつ覚えていくことはできます。

これから営業から事務職へのキャリアチェンジを考えている方にとって、この記事が少しでも参考になればと思います。

コメント