営業職から管理部門へ異動して、これまでとはまったく違う仕事を経験するようになりました。
異動する前は、「事務職なら営業よりも仕事内容が落ち着いているのではないか」と、かなり漠然と考えていました。
しかし、実際に働いてみると、事務職といっても仕事内容はかなり幅広いことが分かりました。
総務、経理、人事、営業事務など、同じ「事務職」と呼ばれていても、担当する仕事は大きく違います。
だからこそ、これから事務職への転職や異動を考えるなら、「事務職になりたい」だけではなく、「どんな事務の仕事をしたいのか」まで考えておいた方がいいと思います。
今回は、私自身が営業から管理部門へ異動して感じた、仕事内容を見るときに確認しておきたいポイントを5つ紹介します。
1.「事務職」という言葉だけで判断しない
まず気をつけたいのは、「事務職」という言葉だけで仕事内容を判断しないことです。
事務職と聞くと、パソコンに向かって書類を作る仕事をイメージする人もいるかもしれません。
しかし、実際にはかなり幅があります。
営業事務なら営業担当者のサポートが中心になるかもしれません。
経理なら会計や請求、支払いなどのお金に関する業務があります。
総務なら社内のさまざまな業務を担当することがあります。
人事なら採用や労務など、人に関わる仕事が中心になるでしょう。
同じ事務職でも、必要な知識や仕事の進め方はかなり違います。
2.未経験でも任される仕事を確認する
求人や異動先の仕事内容を見るときは、「未経験歓迎」という言葉だけで判断しないことも大切だと思います。
実際に仕事を始めてから、どこまで自分で担当するのかを知ることが重要です。
私の場合、異動当初は経理業務も担当していました。
簿記2級を取得していたとはいえ、実際の会計システムを触るのは初めてでした。
資格の知識があっても、会社独自のルールや実務は一から覚える必要があります。
そのため、未経験であれば、「最初にどのような仕事を任されるのか」を確認しておくと、入ってからのギャップを減らせると思います。
3.一人で担当する仕事が多いか確認する
私が管理部門へ異動して感じたことの一つが、担当者に仕事が集中しやすいことです。
会社の規模や人員によって違いますが、管理部門は少人数で幅広い仕事を担当しているケースもあります。
その場合、一つの仕事だけを担当するのではなく、複数の業務を並行して覚えることになります。
未経験者にとっては、最初はかなり大変です。
だからこそ、「何人くらいの体制なのか」「自分はどの範囲を担当するのか」という点も、仕事を選ぶときには重要だと思います。
4.人と関わる仕事なのか確認する
事務職というと、人とあまり関わらずに仕事をするイメージがあるかもしれません。
私自身も異動前は少しそう思っていました。
しかし、実際の管理部門では、社内のさまざまな人とやり取りする機会があります。
問い合わせを受けたり、必要な情報を確認したり、手続きについて説明したりすることもあります。
そのため、「事務職だから人と関わらない」と考えていると、実際に働き始めてギャップを感じる可能性があります。
営業ほど外部の人と接する機会はなくても、コミュニケーションは必要な仕事だと思っておいた方がいいでしょう。
5.自分が興味を持てる仕事か考える
最後は、意外と単純ですが大切なことです。
「事務職なら何でもいい」と考えてしまうと、仕事を始めてからミスマッチが起きる可能性があります。
私の場合、簿記を勉強したことをきっかけに、会社のお金の流れや管理部門の仕事に興味を持つようになりました。
実際に異動してからは、分からないことも多くありましたが、興味があったからこそ勉強を続けることができました。
すべての仕事が楽しいとは限りません。
それでも、「少し興味がある」「もっと知りたい」と思える部分がある仕事の方が、未経験から覚えていくうえでは取り組みやすいと思います。
営業から事務へ変わって分かったこと
営業職から管理部門へ異動する前は、仕事内容そのものに目が向きがちでした。
しかし、実際に働いてみると、「仕事内容」だけでなく、「どんな体制で仕事をするのか」「どの程度の範囲を担当するのか」といった部分も重要だと分かりました。
同じ事務職でも、会社によって仕事の内容は違います。
だからこそ、単純に「営業より事務の方が良さそう」と考えるのではなく、自分が何を担当するのかまで確認することが大切だと思います。
まとめ
事務職への転職や異動を考えるなら、次の5つは事前に確認しておきたいポイントです。
- 具体的にどんな事務仕事なのか
- 未経験でも任される仕事は何か
- 一人で担当する範囲はどのくらいか
- 人と関わる機会はどのくらいあるか
- 自分が興味を持てる仕事なのか
私自身、営業から管理部門へ異動して、仕事内容の違いに戸惑ったことが何度もありました。
一方で、実際に経験したからこそ分かったこともたくさんあります。
事務職へのキャリアチェンジを考えているなら、「事務職になりたい」というところで止めず、その先にある仕事内容まで具体的に考えてみることをおすすめします。
自分に合った仕事を見つけるためには、仕事内容を知ることも大切な準備の一つだと思います。


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