30代後半のキャリアチェンジで最初に考えたこと|勢いだけで仕事を変えないために

キャリア・考え方

30代後半になると、これからの働き方について考える機会が増えると思います。

「このまま今の仕事を続けていいのだろうか」

「今から別の仕事に挑戦するのは遅いのではないか」

私自身、30代後半になってから、これまでのキャリアについて考えるようになりました。

大学卒業後、派遣会社を経て営業職を続け、3社で12年ほど営業を経験しました。

それなりに長く営業を続けてきた一方で、この先もずっと同じ仕事を続けていくのかと考えるようになりました。

そこから簿記の勉強を始め、最終的には社内異動という形で管理部門の仕事を経験することになりました。

今回は、30代後半でキャリアチェンジを考えた私が、最初に考えたことについて書いてみます。

まず「今の仕事が嫌」だけなのかを考えた

キャリアチェンジを考えるきっかけは、人によってさまざまだと思います。

私の場合も、営業の仕事に対して行き詰まりを感じていたことが一つのきっかけでした。

ただ、「営業が嫌だから別の仕事に行きたい」という気持ちだけで動くのは少し危険だと思いました。

今の仕事から離れたい気持ちと、次にやりたい仕事は別だからです。

そこで、自分は何が嫌なのかを考えるようになりました。

仕事内容なのか。

働き方なのか。

将来への不安なのか。

それとも、単純に今の環境に疲れているだけなのか。

ここを整理することは、キャリアを考えるうえで大切だと思います。

「やりたい仕事」が最初から決まっていたわけではない

私の場合、「将来は絶対に経理になりたい」と明確に決まっていたわけではありません。

営業職から離れたいと思い始めたときに、これまでの経験や興味を考えて、管理部門の仕事が選択肢に入ってきました。

学生時代に商業科で学んでいたこともあり、簿記の知識なら過去の経験を活かせるかもしれない。

そこから簿記3級の勉強を始め、さらに2級まで取得しました。

最初から完璧なキャリアプランがあったわけではありません。

「自分にできそうなことは何か」

「これまでの経験を活かせる仕事は何か」

そんなところから考えていきました。

30代後半だからこそ「今までの経験」を無視しない

キャリアチェンジというと、これまでとはまったく違う仕事に挑戦するイメージがあるかもしれません。

しかし、30代後半から新しい仕事を始めるなら、これまでの経験をどう活かすかも重要だと思います。

私の場合、営業経験は管理部門でも役立っています。

社内の人と話す。

相手の話を聞く。

必要なことを確認する。

状況を整理して報告する。

こうした力は、部署が変わっても必要でした。

仕事内容は変わっても、これまで積み重ねた経験までゼロになるわけではありません。

資格を取ればすべて解決するわけではない

私はキャリアチェンジを考えたとき、簿記を勉強しました。

資格を取得することは、自分にとって大きな意味がありました。

ただ、実際に管理部門へ異動してみると、資格と実務は別物だと感じました。

簿記の知識があっても、会計システムを実際に操作するのは初めてでした。

会社独自のルールもあります。

仕事の進め方も違います。

そのため、資格を取ったから安心というわけではありません。

資格はあくまで準備の一つ。

実際の仕事に就いてから覚えることもたくさんあります。

大きな決断をする前に、小さく動いてみる

30代後半になると、仕事を変えることに慎重になるのは当然だと思います。

生活もありますし、これまで積み重ねてきたキャリアもあります。

だからこそ、いきなり大きな決断をするのではなく、まず小さく動いてみることも大切です。

気になる仕事について調べる。

求人を見てみる。

必要な資格を調べる。

実際に勉強してみる。

社内に異動制度があるなら確認してみる。

私の場合は、まず簿記の勉強から始めました。

勉強してみたことで、自分が管理部門の仕事に興味を持てるのかを確認することもできました。

「今さら遅い」と決めつけない

30代後半でキャリアを変えるとき、年齢を気にするのは自然なことです。

私も、「もっと早く考えておけばよかった」と思うことはありました。

ただ、時間を戻すことはできません。

できるのは、これからどうするかを考えることだけです。

30代後半だから何でもできる、という話ではありません。

未経験の仕事に挑戦すれば、当然苦労することもあります。

それでも、年齢だけを理由に最初から諦める必要もないと思っています。

これまでの経験を整理して、できることから準備していく。

それだけでも、少しずつ選択肢は変わってきます。

まとめ

30代後半でキャリアチェンジを考えるなら、いきなり「転職するか、しないか」を決める必要はないと思います。

まずは、

  • なぜ今の仕事を変えたいのか
  • これまでどんな経験をしてきたのか
  • その経験を次の仕事でどう活かせるのか
  • 興味のある仕事には何が必要なのか
  • 小さく始められる準備は何か

を考えてみる。

私自身も、最初から明確な答えがあったわけではありません。

営業職への行き詰まりを感じ、そこから簿記の勉強を始め、最終的に管理部門への異動につながりました。

振り返ると、一つひとつの小さな行動が次の選択肢につながっていたように思います。

30代後半だからこそ、これまでの経験を捨てるのではなく、それを持ったまま新しい方向へ進む。

キャリアチェンジを考えている方には、そんな考え方も一つの選択肢として知ってもらえればと思います。

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